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【ファイル操作】Pythonで作れる自動化ツールの具体例アイデア9選【業務効率化】

2024年2月18日

※本サイトの記事には、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

自動化ツールアイデア ファイル操作
  • 業務効率化には何すればいいのかな?
  • Pythonで自動化ツールを作成できると聞くけど、具体的に何が作れるの?
  • 自動化のアイデアが出てこない

こんな悩みを解決します!!

業務を効率化するには、自動化ツールを導入することが有効です。

メリット

  • コスト削減
  • 業務に特化した機能開発
  • 自分のペースで開発・改良可能

自動化ツールを作成するためのプログラミング言語はPythonがオススメです

オススメする理由は次の通り。

  • 簡潔で読みやすい構文
  • 豊富なライブラリとフレームワーク
  • 広範なコミュニティとサポート

その他、自動化ツール作成のメリット・デメリット、作成手順などは、こちらの記事で紹介しています。
 ⇒【Pythonで業務効率化】自動化ツールを自作する方法を5STEPで解説!

本記事ではファイル操作関連に絞って、Pythonで作れる自動化ツールの具体例・アイデアを9選紹介します。

!注意!
紹介している例はアイデア段階の内容です。
実際にツールを作成するときは、ライブラリや処理フローを再検証する必要があります。

ファイル操作 自動化ツール アイデア9選

ファイル整理ツール

概要

指定したフォルダ内のファイルを種類ごとに自動で整理します。

導入メリット

デスクトップやダウンロードフォルダの整理が簡単になります。

ツール機能

ファイルの拡張子に基づいて、ファイルを適切なフォルダに移動します。

必要技術

os:ファイル操作を行う

処理フロー

  1. 操作対象のフォルダを選択
  2. フォルダ内のファイルを拡張子ごとに分類
  3. 同名のフォルダを作成(存在しない場合)
  4. ファイルを対応するフォルダに移動

サンプルコードはこちらで紹介しています。

ログファイル分析ツール

概要

ログファイルを解析し、特定のキーワードやエラーの出現回数をカウントします。

導入メリット

ログファイルの重要な情報を迅速に把握し、問題解決を支援します。

ツール機能

ユーザーが指定したキーワードに基づき、ログファイル内での出現回数や文脈を抽出し、レポートを生成します。

必要技術

re:正規表現を用いたパターンマッチングでログファイルを解析する

pandas:データ処理

処理フロー

  1. 解析対象のログファイルと検索キーワードをユーザーから入力受け取り
  2. ログファイルを読み込み、指定されたキーワードの出現を検索
  3. キーワードの出現回数とその文脈を集計
  4. 解析結果をレポート形式で出力
  5. レポートをテキストファイルやHTMLで保存

バックアップ自動化ツール

概要

指定されたディレクトリの内容を定期的にバックアップします。

導入メリット

データの損失リスクを減らし、安心して業務を進めることができます。

ツール機能

ユーザーが指定したディレクトリのファイルを、定期的に別の場所にコピーしてバックアップします。

必要技術

osshutil:ファイル操作を行う

schedule:バックアップのスケジューリングを行う

処理フロー

  1. バックアップ対象のディレクトリを指定
  2. バックアップ先のパスを指定
  3. バックアップの頻度(日次、週次など)を設定
  4. 指定したスケジュールに従ってバックアップを自動実行
  5. バックアップの完了通知をユーザーに送信

サンプルコードはこちらで紹介しています。

ファイルやフォルダの一括リネームツール

概要

指定したフォルダ内のファイルやサブフォルダの名前を一括でリネームします。

導入メリット

ファイル整理の効率化を図り、作業時間を削減できます。

ツール機能

ユーザーが指定したパターンに基づいて、ファイルやフォルダの名前を一括で変更します。

必要技術

os:ファイルやフォルダの名前を変更するために使用

処理フロー

  1. ユーザーがリネームしたいフォルダのパスを指定
  2. リネームルール(接頭辞、接尾辞、連番など)をユーザーから入力受け取り
  3. 指定フォルダ内のファイルやサブフォルダの現在の名前を取得
  4. リネームルールに基づいて新しい名前を生成
  5. 各ファイルやフォルダに対してリネームを実行
  6. リネームの結果をログとして保存またはユーザーに通知

サンプルコードはこちらで紹介しています。

簡易ファイルサーバー

概要

ローカルネットワーク内でファイル共有サーバーを簡単に立ち上げます。

導入メリット

ファイルの共有が簡単になり、チーム内のコラボレーションが向上します。

ツール機能

指定したディレクトリをローカルネットワーク内でアクセス可能なファイルサーバーとして公開します。

必要技術

http.server:シンプルなHTTPサーバーを立ち上げる

処理フロー

  1. サーバーを立ち上げるディレクトリを指定
  2. 指定されたポートでHTTPサーバーを起動
  3. ネットワーク内の他のデバイスからアクセス可能にする
  4. ユーザーがサーバーを停止するまでファイル共有を継続

ファイルフォーマット一括変換ツール

概要

指定されたディレクトリ内のファイルを一括で別のフォーマットに変換します。

導入メリット

異なるプロジェクトやデバイスで互換性のあるファイル形式が必要な場合に、手作業での変換作業を大幅に削減します。

ツール機能

画像、文書、オーディオ、ビデオなど、さまざまな種類のファイルを一括で目的のフォーマットに変換します。

必要技術

Pillow:画像ファイルの変換に使用

pandas:CSVやExcelファイルの変換に使用

moviepy:ビデオファイルの変換に使用

pydub:オーディオファイルの変換に使用

Python-docx:Word文書の操作に使用

reportlab または FPDF:PDFファイルの生成に使用

処理フロー

  1. ユーザーが変換したいファイルのタイプと変換先のフォーマットを指定
  2. 指定されたディレクトリ内の対象ファイルを検出
  3. 各ファイルを指定されたフォーマットに変換
  4. 変換されたファイルを元のディレクトリ内に保存、または新しいディレクトリに保存
  5. 変換の完了後、成功した変換とエラーが発生したファイルのリストをユーザーに報告

重複ファイル検出・整理ツール

概要

指定したディレクトリ内で重複しているファイルを検出し、整理します。

導入メリット

ディスクスペースの無駄遣いを防ぎ、ファイル管理を効率化します。

ツール機能

ファイルのハッシュ値を計算し、同一のハッシュ値を持つファイルを重複として検出。ユーザーが重複ファイルを削除、移動、または保持するかを選択できます。

必要技術

hashlib:ファイルのハッシュ値を計算する

osshutil:ファイル操作(検索、削除、移動)に使用

処理フロー

  1. ユーザーが検出対象のディレクトリを指定
  2. 指定ディレクトリ内のファイルリストを取得
  3. 各ファイルのハッシュ値を計算
  4. ハッシュ値が同一のファイルを重複として検出
  5. 重複ファイルのリストをユーザーに提示
  6. ユーザーの選択に基づき、重複ファイルを削除、移動、または保持

サンプルコードはこちらで紹介しています。

ファイル暗号化・復号化ツール

概要

指定したファイルやフォルダを暗号化し、セキュリティを強化します。また、正当なユーザーが復号化できる機能も提供します。

導入メリット

機密情報を含むファイルのセキュリティを強化し、不正アクセスから保護します。

ツール機能

強力な暗号化アルゴリズムを使用してファイルやフォルダを暗号化し、安全なパスワードまたはキーを用いてのみアクセス可能にします。

必要技術

cryptography:強力な暗号化と復号化を提供する

処理フロー

  1. ユーザーが暗号化または復号化したいファイルまたはフォルダを選択
  2. 暗号化の場合、ユーザーが安全なパスワードまたはキーを設定
  3. cryptographyを使用してファイルまたはフォルダを暗号化
  4. 復号化の場合、正しいパスワードまたはキーの入力を要求
  5. 入力されたパスワードまたはキーが正しい場合、ファイルまたはフォルダを復号化
  6. 暗号化または復号化プロセス完了後、ユーザーに通知

サンプルコードはこちらで紹介しています。

Excelデータ自動整理ツール

概要

Excelファイルのデータを自動で整理し、分析やレポート作成を支援します。

導入メリット

データ整理の手間が省け、分析作業に集中できます。

ツール機能

Excelファイルを読み込み、指定されたルールに基づきデータを整理・加工し、新たなExcelファイルとして出力します。

必要技術

pandas:データフレームでExcelデータを扱い、加工する

openpyxl:Excelファイルを読み書きする

処理フロー

  1. Excelファイルを読み込む
  2. データをpandasデータフレームに変換
  3. 指定されたルールに基づきデータを加工
  4. 加工後のデータを新しいExcelファイルに出力
  5. 出力ファイルを保存

Q&A

Python初心者が自動化ツールを作る際に、最初に学ぶべきことは何ですか?

まずはPythonの基本構文(変数、ループ、条件分岐など)を学ぶ必要があります。

そのあと、自動化に必要なライブラリの使い方について学びましょう。

自動化で使用するライブラリは何ですか?

ライブラリの一例を紹介します。

データ処理:NumPy、Pandas
ファイル操作:os、pathlib
メール送信:smtplib
Webスクレイピング:BeautifulSoup、Selenium
画像処理:OpenCV、Pillow

おすすめの学習方法は何ですか?

オンラインスクールでの学習がオススメです。

スクールについてはこちらの記事で紹介しています。
 ⇒【2024年2月】Pythonオンラインスクール おすすめ3社を厳選!

おすすめ書籍

まとめ

本記事ではファイル操作関連に絞って、Pythonで作れる自動化ツールの具体例・アイデアを9選紹介しました。

記事で紹介したアイデアから、実務で使用できるツールを考えてみてください

紹介している例はアイデア段階の内容です。実際にツールを作成するときは、ライブラリや処理フローを再検証する必要があります。

業務効率化に向けて、自動化ツールの作成に挑戦しましょう!

様々なアイデアを合計53種類紹介していますので、参考にしてください。
 ⇒【業務効率化】Pythonで作れる自動化ツール具体例・アイデア53選!


最後まで読んでいただきありがとうございます!

ご意見、ご感想があれば、コメントを頂けるとうれしいです!!

  • この記事を書いた人

よすけ

☆Pythonプログラマー ☆副業で業務改善ツール作成実績あり ☆noteでサンプルコード公開中 https://note.com/pythonsoba ☆デイトラPythonコース受講 ☆A.I.、機械学習を日々勉強中 ☆基本情報技術者、ソフトウェア開発技術者 取得 ☆趣味はスノーボード、ボルダリング、ドライブ

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